糖尿病の診断基準
(糖尿病診断基準検討委員会報告1999年)
「糖尿病型」の判定基準
次の1~3のいずれかに該当する場合「糖尿病型」と判定する。
- 随時血糖値:200mg/dl以上の場合
- 早朝空腹時血糖:126mg/dl以上の場合
- 75g糖負荷試験で2時間値:200mg/dl以上の場合
「糖尿病」の判定基準
別の日に検査して上記1~3のいずれかが再現されれば「糖尿病」と診断する。ただし、次に該当する場合は1回だけの検査でも「糖尿病」と診断できる。
- 糖尿病の典型的症状(口渇、多飲、多尿、体重減少)の存在
- HbA1cが6.5%以上の場合
- 過去に高血糖を示した資料(検査データ)がある場合
- 過去に糖尿病と診療された病歴などの資料がある場合、および糖尿病網膜症の存在が見出された場合