水イボ(伝染性軟属腫)について

泰静会・大西医院

  • 水イボは、小児に多く発生する伝染性のウイルス性疾患です。感染すると直径1mmほどの丘疹(ぶつぶつ)ができて全身に増数してきます。個々のぶつぶつは、水をためたような光沢があり、頂点がわずかにくぼんでいるのが特徴です。このぶつぶつの中には多くのウイルスが存在します。肌と肌がこすれることで他の人に伝染していくので、プールや銭湯などで感染することが多いとされています。なお、通常大人には感染しませんが、まれに水イボウイルスに対する免疫ができていない大人にも感染することがあります。
  • 実際の治療法: 専用のピンセットを用いて水イボを個々につまみ取ります。1回の治療で終わりではありません。実際には皮膚の広範囲が感染しており、水イボの発生はしばらく続きます。10日から2週間に1度くらいの頻度で、新しくできた水イボを取りましょう。場合によっては治療に液体窒素を用いる場合もありますが、効果は劣ります。

    • 注意事項:水イボは放置していても、およそ6ヶ月で自然治癒するとされています。
      しかし、その間全身に拡大し、周囲の小児にもどんどん伝染してしまう可能性があります。
      したがって公衆衛生学的な意味からも、しっかり治療することが大切です。きちんと治療すれば、
      2~3ヶ月ほどで水イボはできなくなるでしょう。(アトピー性皮膚炎の患者さんに発症した場合
      には、もう少し長引くこともあります。)なお水イボが発症したら、完治までの間プールに入っては
      いけません。
    • 水イボをつまみ取るのは痛いものです。特にイボがたくさん発生している患者さんには治療はとても
      つらいものでしょう。そのような患者さんに、当院では治療の前に特殊な麻酔クリームによる処置を
      行うことも可能です。クリームを塗って1時間ほどすると、塗った場所の皮膚感覚がなくなり、
      痛みをほとんど感じずに治療することができます。ご希望の患者さんは遠慮なくお申し出ください。
      (その際には、待ち時間短縮のため事前の予約をおすすめします。)
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