にきびの治療

医療法人社団泰静会・大西医院

  • にきびとは?:
    本来毛穴から排出されるべき皮膚のあぶら分(皮脂)が毛穴にたまり、そこに細菌(にきび菌)が繁殖して炎症や化膿を
    引き起こす疾患です。
  • にきびの悪化要因は?
    にきびを大きく二つに分けると、毛穴の出口が物理的に塞がって発症する場合と、過剰の皮脂が作られて毛穴から排出しきれずに発症する場合に分けられます。前者の代表には厚めのお化粧や、過度の日焼けによるもの、後者にはさまざまな要因(夜ふかし、深酒、睡眠不足、たばこ、不規則な食事、栄養のかたより・嗜好(脂もの、甘いもの、チョコレート、ナッツetc)、生理不順、ホルモンのアンバランス(思春期を含む)、
    ストレス、胃炎、便秘など)があります。
     そもそも皮脂には、皮膚表面を保護(バリア機能)するとともに、皮膚の水分を保つ(保湿作用)重要な役割がありますが、この皮脂の分泌は、体調の変化やホルモンバランス・環境の変化や加齢など、種々の因子から影響を受けています。
    つまりこれらいずれかの因子に大きなアンバランスが生じると、にきびが発生しやすくなると言えます。
  • にきびの予防法については、 こちら

  • にきびの治療: 上記の悪化要因の中でご自分に思い当たる点がありましたら、可能な限り改善していただくのが大原則です。その上で段階的に薬物治療を行っていきます。まずは一般的な治療(保険適応内)から開始します。およそ3ヶ月間ほど経過を拝見させていただいた後、どうしても治療に反応が悪い場合には、ほかの種々の治療の併用(保険適応外)を考えていきましょう。にきびの段階的な治療方法を以下に列挙します。
    1. 内服薬: にきびの最も標準的な治療です。抗生物質の少量長期投与が原則で、軽快までにおよそ3~4ヶ月間が目安です。抗生物質には様々な種類があり、必要に応じて種類や量を調整します。ほかには、ビタミンB2、B6、Cなどの内服を併用します。場合によっては整腸剤(便秘症の場合)やホルモン剤(生理不順が悪化の要因と疑われる場合)の内服を併用する場合があります。
    2. 外用薬: 抗生物質: クリーム、軟膏、ローション、ジェル剤などがあり、個々の症状に応じて選択します。
    3. 外用薬: ざそう(にきび)治療薬: 2008年より、レチノイン様作用を持つにきびの治療薬が使えるようになりました。毛穴の詰まりを取り除き、にきびができにくい皮膚をつくっていくジェル剤です。現在のところ12歳から35歳までが適応となります。
    4. 外用薬: そのほか:症状に応じて、ピーリング作用を持つ硫黄含有ローションを併用する場合もあります。
    5. ケミカルピーリング(保険適応外): 皮膚表面に酸(グリコール酸など)を塗布することで、皮膚のごく表層を溶かし、新しい表皮を再生させる治療法です。毛孔の角質の除去効果および皮脂腺の縮小効果があるため、ニキビの治療に非常に有効です。ピーリング治療は2週間おきに5回程度(=1クール)必要です。*ケミカルピーリングの詳細に関しては→ こちらへ
    6. 高濃度リン酸型ビタミンCローション/ウオータージェル(保険適応外):強い抗酸化作用を有する高濃度リン酸型ビタミンCの外用剤を用いて、にきびの抑制効果を期待します。
  • にきび痕の治療に関しては→ こちらへ(レーザーピール+ケミカルピーリング)
保険外治療料金
ケミカルピーリング
15,000円 / 1回 ( 1クール=5回 / 10週間 )
トレチノイン
5,000円/ 10g ( 活性持続期間1か月・要冷蔵 )
高濃度リン酸型ビタミンC ローション/ジェル
5,000円(5%)~20,000円(20%) / 50g( 活性持続期間1か月・要冷蔵 )
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